西の善き魔女

えてぃ「ずっと読んでた小説、六巻まで読んだんだけどさ」
しん 「うん」
えてぃ「六巻で完結してしまってたのよ」
しん 「あれ?あれって8冊あるんじゃなかったっけ?」
えてぃ「あと二冊は外伝だって」
しん 「あらあら」
えてぃ「結構ファンタジー感あったし、展開も面白かったんだけど」
しん 「うん」
えてぃ「最後の最後、なんか投げ出した感が否めない」
しん 「あれ?」
えてぃ「ずっと憎みあっていた姉妹が協調し、これから!!!ってところで終わるのはまあ分かるんだけど張ってた伏線が未解決のまま放置」
しん 「うわ…」
えてぃ「どうもね。残念感が否めない。デルフィニア戦記を読んだ後だからかもしれないけど、やっぱり作りの甘さが目立つし、結論も少女向け小説に終始してしまっている感があるのよね。惜しい」
しん 「ふーん。つまりもうちょい万人向けするファンタジーを求めていたってわけ?」
えてぃ「別に万人受けしたものでなくちゃならないとは思わないけど、消化不良なのよ」
しん 「外伝で解決されるんじゃないの?」
えてぃ「まだ読んでないけど気がそがれちゃった。(でも買ったけどね)」
しん 「(買ったんかいw)」