月の影 影の海(十二国期)
しん 「というわけで、随分前から読もう読もう思って結局いままで手を出してこなかった十二国記を借りたんで読んでみました」
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
- 作者: 小野不由美,山田章博
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/06/20
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 338回
- この商品を含むブログ (181件) を見る
しん 「うん。とりあえず最初の章を読んだんだが、斬新だな」
えてぃ「斬新?」
しん 「うん。異世界迷い込み形ってのはよくあるんだが、ヒロイン、最初は本当にビックリするくらいヘタレなんだけど、なんというか生きるか死ぬかの生活のなかでめちゃくちゃワイルドになるのね。普通のファンタジーなんかだと異世界に行っても、なんだかんだで保護されたりなんなりで人並みの生活をおくるところからスタートするパターンが多いんだけど、この主人公はホント最初はもう来る人くる人にだまされて人間不信になる、ってところからはじまるんだよなぁ。心の成長を描いているのは他の小説と同じなんだけど、『心の何がなにをきっかけでどう成長したのか』が明確に描かれてる。世界観、設定なんかはまだ二巻しかよんでないし、12国中2国しかでてきてないんで、まだなんともいえないんだけど、これもヒット作品の一つだなぁ」
えてぃ「他の人が絶賛する理由もわかる?」
しん 「うん。とりあえず続きが気になる作品ですね。そういや2002年くらいにNHKがテレビアニメ化してたきがする。今度かりてみるかな」