第187回、はっぴー☆ちゃんねる:ホースの力


るな 「おは☆はっぴ〜♪」
しん 「第187回、はっぴー☆ちゃんねる!ナビゲータのしんに」
えてぃ「アシスタントのえてぃ、るなでお送りいたします♪」


えてぃ「ホースの力って何?フォースの間違い?」
るな 「…『フォースの力』って、『運命こそディスティニー』と似てますね」
しん 「んにゃ、ホース」
D
えてぃ「た、確かにホースね。。。」
るな 「はー。ホルンと同じ設計にしてるのですね。。。倍音はマウスピースで、音程はホースの先なのですか」
しん 「みたいね。480センチで調整したってあるけど、これ微調整たいへんだったろうなぁ。長さ逆算してだしたのかな?」
るな 「ぱっと計算して出てくるもんなんですかね?」
しん 「どうだろう。音の高さは長さで決まるだろうけど基本的な音(つまりホースのくちを調整しないときの音の高さ)は材質によるだろうから、ひとつサンプルを作ってチューナーで音拾えば、長さ計算できるかもね」


えてぃ「あんたも変な楽器で演奏、なんかやりたくなったんじゃないの?」
しん 「どうして?」
えてぃ「あんたこういうの好きそうじゃない」
しん 「そうだねー。…ビール瓶で『ビッグブリッジの死闘』とかやったらかっこいいだろうなぁ」
えてぃ「…よっぱらいみたいね」
るな 「です。。。」
しん 「もしくはホースでビックバンドを組むとか」
るな 「そ、それはなかなか斬新な…」
えてぃ「というか異様な光景ね。少し見てみたい気もするわ」

後日譚

しん 「冷静になって考えるとホースの長さの計算簡単だね」
るな 「そうですか?じゃあやってみるのです」
しん 「条件は開口端、温度は15度として音速vは340m、基準音はA(ラ)、つまりf=440Hzとすると…このホースはC管みたいだから、C(ド)は261Hz。その波長は?」
るな 「fλ=vなので波長λ=130cmくらいですか」
しん 「ん。それで開口端だとするとホースの長さlは整数mをつかってあらわすと…」
るな 「l=mλ/2なのですよ♪」
しん 「そそ。だから65cmの倍数だといい感じだな」
るな 「480cmだとすると…あら?」
しん 「ホースにラッパ(?)つけてるのと、開口端の場合は実際のくちよりも少し大きめに感じるみたいだから、楽器としてはm=8で調整しているんだと思う。520cmのうちわけは…ホースで480cm、ラッパで20cm、開口によるずれで20cmというところかな?」
るな 「確かに簡単でしたね〜…こういう問題、受験以外であんまりしないけど、せっかく勉強したんだし受験以外でもぱっとできるように引出に入れておくのって大切なことかもですねー」
しん 「だね。材質による〜とか言ってたけどあれ撤回。材質に依存するのは倍音の比率(つまり音色)だけですね><失礼しましたでした。。。」