hoshimi、「銀色の髪のアギト」を鑑賞する。

せっかくプロジェクタを買ったので映画でもみようかと思います。目的は単純に楽しむため、とシナリオや音楽、哲学の参考にする目的ですw
つーわけで銀色の髪のアギトの感想w

オープニングテーマ好きだなぁ。最近はやりのビミョウな音階wシナリオに期待させる歌ですね。
舞台設定もいいですねぇ。現代社会の問題提起という意味で僕はいいと思います。まあありきたりな問題「人と森のつきあい方」ではありますが。問題提起を言葉で直接いわず、グラフィックで伝えることができるのがいいですねぇ。あれはやっぱり動画ならではなきがします。
グラフィックといえば配色が好きです。ああいう色調はすきだなぁ。スチームボーイとかもああいう色調だったけど、きっとなんか名前があるんだろうなぁ。しらないけど。
3Dグラフィックも結構入っておりました。特に機械がポリゴンでアニメとの融合をしてました…が、正直やっぱりポリゴンとアニメの違いがはっきりとみえてしまい(私だけかもしれませんがw)いちいち画像を追っている目がとまっちゃうのがもったいなかった感じがします。別にポリゴンつかうなとはいえないけど、うーん。難しいですねぇ。悪くはないんですけど欲をいうと、ってかんじですか?
敵キャラもいいですね。僕、悪役の考え方にも納得できる、みたいな「どちらが正義」ということもない、という設定、大好きです。そのなかでの主人公の苦悩(今回はどちらかというとヒロインの苦悩。主人公はあんまそのあたり考えず感情でつっぱしってる)がいいですね。その結論をどうだすか、期待をもたせられます。
が、正直結論への論理が飛躍しているのがどうも納得行かない。つーかわかんね。
「機械を使って自然を回復させる。」→「機械を起動するために主人公の町を犠牲にする必要がある」→「やっぱりそれはできない、だから機械を放棄する」→「森との融和のために機械をすてる。(過去をすてる)」
この論理展開は二つ目から三つ目、それ以降に無理があるきがする。納得行かない。

まあ映画というのは二時間という制約があるから難しいですよねー。そのなかで全部を伝えるというのは技術が必要なんだろうな。そうでないとどうしても無理がくる。まあえらそうなこといってますけどそれでもこの映画は漠然と面白かったと思います。哲学なんだな、あとは、うん。