ブレイブストーリー

ブログにも有ると思うけど、小説から入りました。(9月くらいに読んだ?)小説では、かなり幻想世界にいる主人公を、現実の事情を絡めてリアルにどろどろを描写しており(小説だとビジョンに行くのに3冊中の1冊を消費している)それはそれで面白かったのですが、映画の方はやっぱりどちらかというと子供向けにアレンジしてあり「どろどろな部分」をなるべく描かないようにしておりました。特にミツルの父親が、母親の不倫に逆上して娘と母親を殺したという、すさまじい「現実」は描けなかったようですね。まあなんにせよ、映画の方も小説の方も描きたかったことは共通「現実を受け止める勇気を持つ」ということ。それを小説は大人向けに、映画は子供向けにつくられておりました。
話もかなり要点だけにしぼって作られておりましたが、(展開もかなり早かった。ついていくのがちょっと大変?)ちゃんとついてこれれば面白かったと思います。
映像技術はすごかったです。さすがGONZO。他のアニメに比べて3D技術の駆使の仕方が旨いですね。グラフィックの観点からもとても楽しめました。(魔界から襲ってきた悪魔なんかはもののけ姫デイダラボッチを連想しましたw)小説の方が物語の密度はたかかったけど(まあそれは当然だろうけど)でもよくでてきていて楽しくみれました。大満足。

明日ダヴィンチコードみますw