hoshimi、BlueDragonを買う

結局今月買う予定だったwiiが買えなかったのでそのお金でBlueDragon(XBOX360含む)を買いましたですよ。
友人にそのことを告げるとあきれられましたがまあそれは理学と工学の差でしょう。

つーか友人と会話していて気がついたのです。
僕はゲームを楽しむということよりはゲーム以外の部分で楽しんでいる側面が多いということに、ですよ。

  • 1:グラフィック

このグラフィックではどんな技術が使われているのかを考えたりそのアルゴリズムを考えたり、また単に感嘆したり、ということですね。

  • 2:音楽

最近のゲームは一つのゲームの中に色々なジャンルの曲が使われております。FFなんかだとロックとクラシック、そしてジャズなんかが一つのゲームの中で共存していたりします。そしてそれらの曲がシナリオと絡み合うことで、よりいっそう魅力にしているのですが、そういう意味で音楽を楽しんでいます。私の場合はそのオーケストラアレンジやロックアレンジといった、アレンジ版も好きですね。(特に植松伸夫のピアノアレンジなんかは好きで、FF6〜10までもってますwww)

  • 3:シナリオ

単純にゲームの物語を楽しんでいる感じですね。ゲームの裏背景を自分で話しかけて真相を突き止めていく、という要素は小説や漫画にはない要素ですね。(それが億劫であるという要素も否めませんが。)

  • 4:システム

戦闘システムや装備などのシステムの工夫具合を見るのも面白いですね。またそれを応用する工夫がユーザに依拠しているところが楽しいんだと思います。ただあんまり面倒なのはやるきが失せますね。あと戦闘がむやみやたらに多いゲームも嫌かも。私の場合戦闘は正直めんどいのでいつも家事をしながらレベルあげしたりしておりますw(洗濯物をたたんだり、食器を洗ったり。FF12なんかの場合、敵の近くで放置しておくだけでよし。こういうの好き)

まあ大部分が1、2ですな。やっぱり私は情報系で音楽系なんでせうか?未だに自分がつかめていない自分が嫌だorz。

というわけで、自分がゲームをやるのは他の人と違う理由によるのでしょうね。理解されなくても当然かもしれないですね。まあ、そこはドンマイです。

で、肝心のBlueDragonの話に移りますが・・・

さすがXBOX360(多分DirectX)。リアルタイムレンダリングの技術がすごい!このゲームでは多分ムービーは使われていないんじゃないかなぁ(あらかじめレンダリングしてある。)当然かもしれないですがPS2のリアルタイムレンダリングレベルとは格が違いましたwすげぇw

以下、長々と感想を述べさせていただきます。

液体が熱いです!水の摂氏が高いという意味ではなくて、液体のシミュレーション技術がすごいです!一番感動したのが、滝ですね。滝の上から水しぶきをあげて水がおちてきて、滝壺におちて水しぶきが跳ねる所がマジすばらしいですね。10分ほどいろいろな角度から眺めておりました。
あとは液体表面の揺れとそのレイトレーシング、すなわち水面反射のレンダリング、そして太陽による水面のきらめきがマジ奇麗です。いやぁたまらんw

炎や爆発のレンダリングは正直微妙でした。まぁ、FF7AdventChildrenでさえ、爆炎は微妙だったのでこれはやむを得ないことかもしれないけどいずれにせよレベルの違いが如実に表れておりました。残念。

布はあまり使っていないようでした。まあ布のレンダリングまでやっていたら大変ということですかね。それはF髪の毛や長いFurに関しても言えます。今回は液体に集中したということですかね。つーか実際に髪の毛や長いfur、流体がどれくらい処理速度を食っているのか知らないので何とも言えませんが。

ところでFurですが短い毛皮の動物はバンプマップ、テクスチャと、あと輪郭のぼかしによってふさふさに見えました。あれは今までにない感動的な出来。犬の種族がいるんですが(可愛い)表面が毛羽だってみえるのですよ。

  • Forcusについて

リアルタイムレンダリングにも関わらず焦点をちゃんと計算されておりました。実際だと、近くのものを見ているときは遠くにあるものには焦点がさだまらずボケ、逆に遠くを見ているときには近くのものはぼけます。
PS2ではその技術は使われておりませんでしたが、今回それが多用されており、ゲームに関して大きな効果を生み出しております。

  • 音楽について

音源が熱いですね。midiなのかaiffなのか、mp3なのかわからないですけど音がものすごくよいです。聞いてて楽器がはっきりとわかります。熱いです。
曲は植松伸夫(FF)なのですが、FFとの違いを出そうとがんばっているのがあちこちでみられて微笑ましいです。でも、勝利のファンファーレだけはどうしてもFFと似ているのが否めないw
戦闘曲はかっこいいです。植松さんはやっぱり戦闘でしょう。特にボス戦の曲には受けました。声入ってんじゃんwロックのまんま。でもそれでいて自然なのですよ。
曲はみんな好きですね。CD発売されたら買うかもですよ。

  • システム

戦闘システムはFF10のCTB(カウントタイムバトル)というやつです。それぞれが一ターンにかかる時間というものをもっていて、それをターン終了後に足していって、早い順に攻撃していく、というシステムですね。
またフィールド上に敵がいて、その敵と衝突すると戦闘が開始するという、Mother2システムが採用されております。Mother2と一緒で、敵の後ろから攻撃するとバックアタックし、敵に後ろから攻撃するとバックアタックされます。こっちが先に攻撃して戦闘を開始すると先制、敵に先にされると後攻になります。またある一定のフィールドの中にいる敵に一気に戦闘をしかけたり、またそのフィールド上での設定によって戦闘の仕掛け方がかわったりと、様々な工夫がなされていてとても楽しめそうな予感です。
またチャージシステムが採用されております。魔法を唱えると、詠唱してから発動するまでに一定の時間がかかるというシステムでFF4の戦闘と同じシステムですね。しかし違うのは、チャージ時間を自分で指定することが出来、チャージする時間が長いと、発動するまでの時間がかかるかわりに威力がおおきくなり、またチャージを短くすると、発動するまでの時間がすぐにきますが威力は小さくなります。これは攻撃も回復も同様で戦闘がたのしくなりますね。まぁ毎回それだとだるいですが。(マルマロは通常攻撃までチャージ。)
まだ知らないシステムもあるでしょうが、今後が楽しみですな。

とまあこんなところですかね。VertexShadingという技術がすごいらしいです。ところでDirectXってよく仕様が変わるんだけど凶箱はどうなのでせう?オンラインアップデートとか勘弁してくださいw