バイオハザード2 アポカリプス

えてぃ「…」
しん 「顔真っ青だけど大丈夫か」
えてぃ「だ…大丈夫よ。へ…平気なんだから…」
しん 「お前、まさかああいうスプラッタなの苦手だったり?」
えてぃ「ま…まさか。そんなわけが」
しん 「あ、お前の後ろに人影が」
えてぃ「キャー!!!」
しん 「と思ったらお前の影か…ってかお前、俺に抱きつくな」
えてぃ「もういない?ねぇ?いない?」
しん 「いや、だから嘘だって…」
えてぃ「!?…」
カーッ
えてぃ「ば…ばかぁ!ヒドイじゃない!!!」
しん 「いやぁ、あまりにも強情なんでつい脅かしてみたり」
えてぃ「もう、知らない!」
しん 「やれやれ。にしても結構よかったんじゃない?面白かったよ」
えてぃ「どこがよ!?あんなグロくてエグくて」
しん 「アクションも派手だし、シナリオも分かりやすくてキャラに感情移入しやすい。さっきまでの味方がゾンビ化して襲ってくるのはなかなか見ていてつらいけど」
えてぃ「うぅ…」
しん 「最近の特殊メイクはどうしてるのかな。やっぱり手で特殊メイクやっているのかそれともCGを使っているのか。雑魚はみんなCGだと思う。たぶんモーションキャプチャでとって動かしてるだけ。あの大きいゾンビみたいのはたぶん大きな人形にマーカー(モーションキャプチャ用のセンサー)をつけて実際の役者とアクションをしてあとでレンダリングするときに合成するんだと思う。実際の工程見てみたいなぁ」
えてぃ「あたしはそんなの見る余裕無かったわよ…」
しん 「ソフトは何使ってるんだろ?maya?3DsMAX?合成はなんだろ?AfterEffect?それともFFみたいにMacでShake使っているとかかな?」
えてぃ「さあ…」
しん 「映画とかゲームやるとそういうのどうしても気になるんだよね。細部が見たくなる。だからプロジェクタ買ったんだけど」
えてぃ「…とりあえずこの話から離れない?」
しん 「え?どうして?」
えてぃ「グロいのもエグいのも嫌いなのよ!」
しん 「ハイハイ。じゃあ今度デート行こうぜ?」
えてぃ「い…いきなりなによ?あ…あたしがなんであんたなんかとデートに…ごにょごにょ
しん 「バイオハザード3が今公開してるらしいから一緒に見に行こう!」
えてぃ「バカ!!!」
うなる拳(ジャジャン拳)がしんを突き上げる…
あごをヒットされたしんはそのときフェムト秒*1単位で時間が過ぎるのを感じたという。


今までの記憶が走馬灯のようによみがえる。
地球か……何もかも皆懐かしい。*2


えてぃ「なに宇宙戦艦ヤマトにInspireされてるのよ!バカ!!!」
to be continued...

*1:10^{-15}

*2:宇宙戦艦ヤマト、館長沖田十三の名台詞