十二国記 風の万里、黎明の空

えてぃ「を読みましたです」
しん 「どうよ?」
えてぃ「VIVA!十二国記!他の小説もいいけど、やっぱりこれはクオリティが高い。うん」
しん 「他の小説と比べてなにが面白いの?どこが違うん?」
えてぃ「とりあえずね、この作者、人の心が病んでいくのを描写するのがうまい」
しん 「ヤンデレっすか…」
えてぃ「デレてない…。たとえば百年間言葉の通じない世界で生きた時、どんな風になってしまう?」
しん 「まあそりゃ気が狂うわな。俺ならがんばって勉強するけど。語学好きだし。(苦手だけどw)」
えてぃ「うん。その気が狂っていく姿と、その反省と克服。それが、前回読んだ月の影、影の海にも風の万里、黎明の空にも描かれている。そしてその描写がリアルなのよ」
しん 「ハー、なるほど。まあ普通のラノベ、特に異世界迷い込み系は基本的に異世界側で順応するのを助けてくれる人がいたりとか、何だかんだで言葉が通じるとかあるしな。そのあたり忠実なんか」
えてぃ「うん。いやぁ、良かった。オススメっすよ♪」