ゼロの使い魔・学校を出よう

えてぃ「で、せっかくのクリスマスイブ。あんた何してたのよ?」
しん 「彼女と『待った?』『ううん、今来たところ』とかいうベタな待ち合わせをして」
えてぃ「マジで?」
しん 「カップル集団の中で彼女と肩を並べて談笑」
えてぃ「ふむふむ」
しん 「デパートで服を見たり、あとはケーキを買って食べて」
えてぃ「なるほど」
しん 「なんてことはしてません」
えてぃ「うーむ・・・」
えてぃ「って」


えてぃ「してないんかい!?」


しん 「してないよ。だいたい彼女ってどこの誰さ」
えてぃ「そ、そりゃそうだけど」
しん 「俺無宗教だし、寒いの嫌いだし、甘い物苦手だし(←作るのは好き)、人混み嫌いだし」
えてぃ「なんかそのいいわけ、どうなのよ?」
しん 「というわけで、うちでのんびりぬくぬくとケーキ無しで紅茶(アールグレイ)煎れて読書ということで」
えてぃ「またなんか読んだのね・・・」

学校を出よう!―Escape from The School (電撃文庫)

学校を出よう!―Escape from The School (電撃文庫)

えてぃ「ゼロ魔、新刊出てたのね」
しん 「本屋に行ったらおいてあったんで。新章に入ったって感じ。才人とルイズの仲も新展開。12巻がいまいちだったぶん、この巻は面白かったよ」
えてぃ「ふーん。学校へ行こうってのは?」
しん 「とりあえず二冊読んだんだけど、谷川流って人の作品で」
えてぃ「・・・なんか聞いたことある名前だけど・・・」
しん 「涼宮ハルヒの憂鬱の作者」
えてぃ「ああ、どうりで」
しん 「知らなかったんだけど、この人は『ハルヒ』と『学校を出よう』の二作同時デビューだったらしいね」
えてぃ「ふーん」
しん 「なんかハルヒにでてくる小泉君みたいな人がかならず一巻に一人はいて、その世界のからくりをその登場人物なりの視点で主人公に説明する、ってパターンが多いんだけど、どうやら谷川氏のオリジナリティは小泉君の口調にあるんじゃないか、と思ったりもした。小泉くん的説明、独特で面白いんだけど読むのしんどい。そして、しんどいんだけど、物語の本質だから読み流せない・・・三冊目に手をだそうとして脳みそが限界信号を出しました。(まあもともと理系脳なんで文系のキャパが小さいってことなんだろうけど)」
えてぃ「まああんたアホだしね」
しん 「ま、おもしろかったんで続きも読みます。また一通り読み終わったらレビューしようかな」


しん 「というわけで」
えてぃ「今日はクリスマスイブ。明日は本番!」
しんとえてぃ「メリー☆クリスマス!!!」