はっぴー☆ちゃんねる:椎名高志


えてぃ「おは☆はっぴ〜♪」
しん 「第83回はっぴー☆ちゃんねる!ナビゲータのしんに」
えてぃ「アシスタントのえてぃでっす♪」
しん 「いや〜、もうすぐ期末試験の季節だな。今期はWeeDancing!つくったり読み物読んだりと色々と趣味に費やしたつけが今更まわってきてるんだけど」
えてぃ「自業自得ってやつね」
しん 「ぐうの音も出ないっす」
えてぃ「今回は何の試験があんの?」
しん 「数学が・・・代数学入門。微積続論。幾何学入門。物理が、物理数学。解析力学特殊相対性理論。熱統計力学。波動と量子論・・・あ、そんだけか」
えてぃ「語学は?」
しん 「前期でそろえたもんね♪」
えてぃ「ふ〜ん。まあおかげで、ひたすら計算系ね。お疲れ様」
しん 「暗記科目が一つもないって〜のは嬉しいっちゃー嬉しいんだけど、そのぶん理解していなかったら絶対にわからんものだからなぁ・・・そこんところが辛い。というか、全部むずいよ。なにこれorz...」
えてぃ「まあぴーちくぱーちく言う前に試験対策始めたら?」
しん 「やってるよ〜・・・とりあえず統計力学からやってるけど・・・統計力学も最初は熱力学の復習からやってたのにいつの間にかボーズ・アインシュタイン統計とかフェルミ統計とかの話に入ってるし。それからさっぱり。統計力学の面白さもさっぱりわからないし、勉強すんのしんどいよ〜。・・・まあ必要らしいしやるしかねーんだけどさ。溜息」
えてぃ「good luck!」
しん 「ハァ。頑張ります・・・」


しん 「そういえば、『絶対可憐チルドレン』(以後『絶チル』)がこの春アニメ化されるらしいな」
えてぃ「なにそれ?」

絶対可憐チルドレン (1) (少年サンデーコミックス)

絶対可憐チルドレン (1) (少年サンデーコミックス)

しん 「前に『GS美神極楽大作戦!!』っていう漫画を描いてた椎名高志って言う人が今連載している漫画なんだけど、一言で言えば超能力漫画、だな」
えてぃ「エスパーってこと?」
しん 「うん。一見おちゃらけた漫画だけど、最終的にはシリアス展開になるはず。まあ俺的にはGS美神の方が好きだけどな」
えてぃ「なんで?どこが違うの?」
しん 「俺が思うに椎名高志は、一見バカ丸出しの主人公が織りなす愉快な物語、しかしその根本には一つの心に訴えかけてくるテーマがある、そんな物語を書くのが上手いんだよ。GS美神とかも、最初は高橋留美子の作品みたいに、おバカな生活の日常を描いていたはずなのに、最終的にアシュタロス編という傑作を書き上げたわけだしな」
えてぃ「?さっき言ってたことと同じこと言ってない?」
しん 「うん。『絶チル』も基本的に主人公の女の子はオヤジ的なシモさをもつ女の子だし、(これは横島忠夫に通じるものがある。)悪い奴をやっつけるっていうまあ非日常の中の日常なんだし、アホの中に主張があるっていうのは、基本変わってないんだけどさ、ちょっと今回のはシリアスモードにもっていくよってーのが前面に出すぎてて、いまいち乗れない感じがするんだよね。それに横島的なアホなノリが失われちゃってる感じがするんだよ」
えてぃ「ふーん・・・」
しん 「まあ今後の展開に期待だな。ともかくGSのアシュタロス編は傑作だと思う。あれは泣けた。読んだことがない人はおすすめっすよ」*1


しん 「さて、勉強せんと」
えてぃ「ま、留年だけはしないように」
しん 「ではまた次回!」
えてぃ「ばいびー!!!」

*1:ちなみに個人的には椎名高志の短編集はお薦め。(有)椎名百貨店ってやつですな。個人的には『一番湯のカナタ』という漫画も好きだった。打ち切りになっちゃったけど。。。