はっぴー☆ちゃんねる

それは、小さな願いでした。


望んだのは物理の単位
待っていたのは楽勝科目


だけど、訪れたのは怒涛の試験


カノニカル分布、グランドカノニカル分布、ファンデルワールス自由エネルギー
単位が、今静かに逃げていく


無駄とわかってても、微かな奇跡を信じて。


はっぴー☆ちゃんねる、はじまります

えてぃ「おは☆はっぴ〜♪」
しん 「第102回、はっぴー☆ちゃんねる!ナビゲータのしんに」
えてぃ「アシスタントのえてぃでっす♪」
しん 「いよいよ来てしまったのですよ。統計力学の試験が…」
えてぃ「さんざん無理無理とかなげいていたわよね。結局どうだったのよ?」
しん 「可、くらいきたんじゃね?」
えてぃ「…相変わらずひどいわね」
しん 「いや、正直俺はできる限りのことをしたって。昨日夕方から一時まで、友達と二人で過去問と壮絶なバトルを繰り広げたんだから」
えてぃ「その間ずっと?」
しん 「うん。もう全体を見渡すのは無理だったから『カノニカル分布』『グランドカノニカル分布』『ファンデルワールスの自由エネルギー』の三つにしぼったんだけど、その三つだけでもアップアップ」
えてぃ「ふーん…」
しん 「とくに最後の問題は、ここ数年毎年必ず出てる問題だから、是非ときたい問題なんだけどさ、ひどいことに『院入試』の問題なんだよ。まじきついし。二人係で解くのに3時間かかった」
えてぃ「試験時間の倍かかってるわね」
しん 「うん。まじできつかった」
えてぃ「で、本番その問題はでたの?」
しん 「うん。で、無事とけたんだけどさ、この問題解くのにB4三枚、書くのに1時間15分。(もちろん覚えていった)ほかの問題とけねーし」
えてぃ「それはお疲れ様」
しん 「そういうわけで先生。単位ください」
えてぃ「あたしに言われても…そういえば、解析力学は?」
しん 「楽勝!」
えてぃ「良かったわね」


しん 「というわけでおおよそ試験はすべて終わり!はっぴー☆はっぴー☆」
えてぃ「あれ?明日『物理のための数学』の試験なかったっけ?」
しん 「なにそれ?おいしいの?」
えてぃ「…そういうことね」
しん 「明日は待ちに待った『スマブラ』の発売日!そんなことをやってる暇はないのだ!」
えてぃ「優先順位おかしくない?」


しん 「…というわけで次回も見てくださいね!」
えてぃ「ばいびー☆」