第120回、はっぴー☆ちゃんねる:狼と香辛料
えてぃ「おは☆はっぴ〜♪」
しん 「第120回はっぴー☆ちゃんねる!ナビゲータのしんに」
えてぃ「アシスタントのえてぃでっす!」
しん 「春休みということで自由な時間が一杯!勉強にプログラムに・・・」
えてぃ「というわりには結構暇そうにしてるわよね」
しん 「やるべきことはいくらでもあるんだけど、ついだらけがちになっちゃうんだよね。うーむ。この春休みは電磁気学と統計力学の教科書は読み進めるって決めてるんだけどなー。なかなか進まない。ゲージ変換までは読んだんだけど」
えてぃ「具体的な内容だされてもあたしにはさっぱりだけどね」
しん 「まあスルーしてください」
狼と香辛料
えてぃ「ところで『狼と香辛料』っていう小説を最近読んでるんだけど、なかなか面白いわね」
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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えてぃ「声優とかどうでもいいし」
しん 「・・・それは失礼しました」
えてぃ「この物語はなかなか異色よね。中世ヨーロッパっぽい世界を舞台にした、行商人と一人の少女の物語。でもその少女はそれまで豊穣の女神としてまつられていた巨大な賢狼の化身」
しん 「普通、これだけ聞くと、なんか困難な出来事があってそれを巨大な狼に変身して解決!みたいなパターンになりそうだけど」
えてぃ「違うのよね。基本は主人公と少女の掛け合いからなっていてそれがなんかこそばゆいというかなんというか。あたしはこの二人のかけあいってほほえましくて好き」
しん 「ふーん。俺はどちらかというと『問題の検証と解決』が好き。大体一冊につき一カ所の町にたどりつき、そこで何かしらの事件があってそれで儲ける(たまに大損)んだけど、久々、もしくは初めての村で自分なりに探りを入れて事件の内容を探り出し、そのからくりを見破って儲ける手段を発見する。そんな謎解きが俺には面白い」
えてぃ「あんたやっぱり理系ね」
しん 「そりゃもう」
えてぃ「この小説、世界観の作り込み具合がすごいと思う。その世界の風習、文化、貨幣流通の仕組み・・・もちろん実在の歴史のそれをもとに作り上げて居るんだと思うけど・・・作者博識よね」
しん 「あ、それほんと思う。・・・」
えてぃ「さて、六巻まで読んだけど、七巻まででてるのよね。続き読まないと・・・」
しん 「小説かぁ。そういや『天国に涙はいらない』を読んでるんだった。次回紹介しようかな」
えてぃ「ばいびー!」