第137回はっぴー☆ちゃんねる:量子力学オワタ


えてぃ「おは☆はっぴ〜♪」
しん 「第137回はっぴー☆ちゃんねる!ナビゲータのしんに」
えてぃ「アシスタントのえてぃでっす」

しん 「今日量子力学の期末試験だったんだけど」
えてぃ「うん」
しん 「今期、量子力学以外の科目は放っといて量子力学だけはそれなりに勉強したつもりだったんだ。あの鬼のような量子力学の演習問題もこなしてきたし」
えてぃ「それで?」
しん 「で過去問も三年分くらいみて、おおよそ出る問題を予測してさ」
えてぃ「うん」
しん 「まあ単位はくるんじゃね?レベルまではおさえていっただんだって」
えてぃ「相変わらず基準が低いけど。それで?」
しん 「いやー、あれは面白かったね」
えてぃ「面白いほど問題がとけた…」
しん 「なにひとつとけなかった」
えてぃ「わけないか」
しん 「過去問とはぜんぜん違う。演習問題とはまったく違う。スピンとかまともに勉強したことの無いことが普通に乗ってる。第一問は電磁気の量子力学、第二問は熱統計の量子力学。第三問は水素原子だけど…普通に無理」
えてぃ「なんかその様子だとあんただけが解けなかったってわけじゃなさそうね」
しん 「うん。なにが面白かったって問題開始してから最初の十五分、まわりで鉛筆の音がしないんだって。めくる音だけ」
えてぃ「最初からとけなかったのね」
しん 「それで開始十五分で俺の友達は白紙で提出してでていった」
えてぃ「勇者ね」
しん 「まあかくいう俺も開始45分で適当なこと書いて出たわけだけど」
えてぃ「ヘタレね。45分間あきらめがつかなかったんでしょ」
しん 「まあそういうことだな。疲れた」
えてぃ「お疲れ様」


しん 「まあ、うん、量子力学のことばっかりいってるけどさ」
えてぃ「そういえば今日は二科目だったわね」
しん 「微分方程式論があったんだって」
えてぃ「でどうだったのよ?」
しん 「おとした」
えてぃ「…」
しん 「疲れた」
えてぃ「なんか今日はさんざんだったみたいね」
しん 「うん」
えてぃ「明日は?」
しん 「エレクトロニクスと物理実験学」
えてぃ「名誉挽回できるようせいぜいがんばりなさいな」
しん 「汚名挽回できるようがんばります」
えてぃ「…だめじゃん」