第146回、はっぴー☆ちゃんねる:キャットストリート


えてぃ「おは☆はっぴ〜♪」
しん 「第146回はっぴー☆ちゃんねる!ナビゲータのしんに」
えてぃ「アシスタントのえてぃでっす!」

キャットストリート

えてぃ「ここしばらくず〜っとラノベばっかりよんでたんだけど」
しん 「どんな?」
えてぃ「・・・彩雲国物語っていうシリーズ。NHKでアニメ化もされたりしたんだけどそれはおいておいて」
しん 「うん」
えてぃ「久々に少女漫画にどっぷりつかっちゃった」
しん 「あれ?つい最近フルバがどうとかいってなかったっけ?」
えてぃ「あ、新作の少女漫画よ、新作。『キャットストリート』っていうんだけど神尾葉子の作品」

しん 「神尾葉子?」
えてぃ「『花より男子』っていう有名な漫画描いてる人」
しん 「ドラマ化されたあれか。んとF4とかなんとか」
えてぃ「そうそう。その人が今連載してる漫画なんだけどね、同じくいま連載中の『まつりスペシャル』っていうプロレス漫画(少女漫画風なのに少年漫画という得体のしれない漫画)を読んでてふと、ほかの作品も読みたくなってさ、で、本や探してたらみつけたってわけ」
しん 「どんな話?」
えてぃ「天才子役として有名だった主人公はある舞台を境に引きこもりになってしまう。そんなヒロインが自棄になっていたときにフリースクールという学校という存在を知る。その自由な生徒の雰囲気に次第に感化され社会復帰をしていく物語・・・なのかな?」
しん 「なのかな?ってなんだよ」
えてぃ「あたしもまだ途中なのよ。それにこれ連載中だし」
しん 「ふーん。で、どうなの?ここで紹介するくらいなんだから面白いんだとは思うんだけど?」
えてぃ「うん。新作の中ではここしばらくなかった大ヒット。さすがは大御所って感じ。登場人物の構成が『花より男子』と類似しているのは否めないけど、そこが本質な物語じゃないし、ヒロインは『花より男子』のつくしと違ってだいぶ心の弱い面をもっている。で、その描写をしっかりと描いてると思う。(まあ小花美穂とはまた違う方向でだけど)続きを期待してやまないです。」
しん 「へぇ」
えてぃ「最近の新人漫画家でこういう繊細な心理描写をうまくやってる人、あんまりいないからやっぱり大御所に期待しちゃうのよね」
しん 「じゃあ新人漫画家はだめなわけ?」
えてぃ「もちろん最近の漫画もいいのあるわよ?学園アリスとかスキップビートとか。でも方向性が違うわよね。それはそれ、これはこれ」
しん 「ふーん。よくわからん」


えてぃ「でも少年漫画にもそういうのあるんじゃないの?」
しん 「どうだろう。最近年食ったせいか少年漫画を面白いと思えなくなってきてる自分がいるからなぁ」
えてぃ「・・・好きな漫画は?」
しん 「ネギま!
えてぃ「ぷっ!」
しん 「笑うなよ」
えてぃ「いや、さっきの台詞はなんだったんだろうって」
しん 「最近の作家の描く作品がどうも興味もてなくて。俺は90年代に生きた男なんだな〜ってつくづく思うよ。好きなラインナップあげてもみんな90年代に活躍した作家だし」
えてぃ「何が違うんだろうね?」
しん 「さあな。俺漫画評論家じゃないし」
えてぃ「オタクのくせに」
しん 「オタクってゆ〜な〜!」
えてぃ「ホラ・・・」